コース内容
06.【実践】photoshopの機能を使おう!
実際にphotoshopの機能を用いて、作品を作ってみましょう!
02|photoshopを学ぼう!

04.カンバスとアートボードの違い

目的

Photoshopで作業するときに使う「カンバス」と「アートボード」の違いを理解し、 案件や制作内容に合わせてどちらを使うべきか判断できるようになること。

 

カンバスとは

Photoshopで最初に開かれる「1枚の作業エリア」のこと。
デザインはその1枚の中で完結し、複数ページを同時に管理する機能はありません 写真編集や単発のバナー制作でよく使われる基本の形式です。

photoshopのカンバス

カンバスは原則として1枚の制作、または写真しか編集ができない。

  • 1つの作業スペースで完結
  • 拡大縮小、回転、切り抜きなどがシンプル
  • 画像編集に向いている
  • 複数デザインを並べて管理するのには向かない

アートボードとは

「1つのファイルの中に複数のページ(ボード)を作れる機能」 で、複数のサイズや構成を横並びで管理できるのが特徴です。

アートボードの場合は、複数のカンバスを並べて作業ができる。

  • 1つのPSDの中に複数サイズを配置できる
  • ページ違い、サイズ違いをまとめて管理できて便利
  • LP構成案、バナー量産、スマホ/PCの2サイズ管理などでよく使う
  • 要素が増えるとデータが重くなりやすい

カンバスとアートボードの比較

項目 カンバス アートボード
役割 1つの作品を1枚で作る 複数のページやサイズをまとめて管理
向いている作業 写真編集・単発バナー・1枚デザイン バナー量産・LP構成・PC/SPデザイン
管理のしやすさ シンプルで軽い まとめられるが重くなりやすい
出力 1枚ずつ書き出し 複数ページを一括書き出し可能
初心者の使いやすさ 非常に使いやすい 慣れれば便利

どっちを使うべき?用途別のおすすめ

カンバスが向いているケース

・写真加工 ・EC商品画像(1枚ずつ制作) ・SNS投稿の単発画像

アートボードが向いているケース

・バナー5枚セット ・LP構成案の制作 ・PC版とスマホ版を並列で作りたい ・サービスページの画面案を一括管理したい

まとめ

カンバスは「1枚のデザインを作る場所」 アートボードは「複数のデザインを1つのファイルで管理できる機能」 単発の編集ならカンバス、複数のサイズやページを扱うならアートボード、と覚えておくと迷わず選べます この違いを理解すると、案件での作業効率やデータ管理が大幅に楽になります

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