02.Photoshopの基本を知ろう!できることまとめ
目的
このカリキュラムでは、Photoshopというソフトの特徴やできることを理解し、
どんな場面で使われているのかを知ることを目的としています。
Photoshopがどのようにデザインや写真加工の現場で活用されているのか、
その“役割と可能性”をイメージできるようになることをゴールとしています。
今後の学習に入る前の「全体像をつかむステップ」として、
Photoshopの基本概念や活用シーンを整理していきましょう。
1.Photoshopってどんなソフト?
Photoshop(フォトショップ)は、画像の加工やデザイン制作に使われているプロ向けのソフトで、主にWebデザインや広告制作、写真のレタッチなどで使用されています。
現場では「フォトショ」と略されることも多く、デザイナーやフォトグラファーには欠かせない定番ツールです。
2.Photoshopでできることって?
Photoshopでは、写真や画像に対してこんな加工や表現ができます👇
①写真に雰囲気を加える
インスタグラムのようなフィルター風の加工や、映画のワンシーンのような雰囲気の写真に仕上げることができます。
元の画像
レトロな雰囲気へ加工
古い写真のような加工
②不要な写り込みを消す
観光地で撮った写真から、うっかり写った人や電線、ゴミなどを自然に取り除けます。 写真の例では自転車を取り除いています。
元の画像
自転車のみを消す
③天気や時間帯を変える
曇り空を青空にしたり、朝の風景を夕焼けにしたりなど、写真の雰囲気を大きく変えることができます。
通常の写真
晴天のような加工
夕日を演出
④肌や表情を整える
明るさを調整したり、肌のシミ・しわをなめらかにしたり、表情を自然に明るく見せたりもできます。
元画像ではそばかすが目立つ
そばかすを取り除き、明るい印象へ
⑤一部の色だけ変更する
赤い服を青にしたり、モノクロ写真の中でリップだけ赤く目立たせるような印象的な加工も可能です。
元画像
リップの色のみを変更した
⑥水や炎などの演出を加える
水しぶきや火花、光の演出を加えることで、広告やアート風のビジュアルを作ることができます。 複数の画像を合成して、幻想的な世界観を演出するのもPhotoshopならではです。 ビフォーアフター載せる
その他にもphotoshopで出来ることはたくさんあります
⑦複数の画像を合成して、非現実的・幻想的な世界を演出できる
⑧テキストを装飾し、タイトルロゴやサムネイルのデザインを作れる
⑨配色やレイアウトを調整して、WebやSNS投稿などのビジュアルを制作できる
⑩写真の明るさ・色味・トーンを細かく補正し、作品全体の印象を統一できる
⑪画像を切り抜いて、別の背景や構成に組み合わせられる
⑫ブラシやパターンを使って、オリジナルの質感・背景素材を作成できる
まとめ
今回は以下のことを学びました。
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Photoshopは、写真加工だけでなく、広告・Web・SNSデザインなど幅広い表現に使える総合デザインソフトであること
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画像編集・合成・文字デザイン・色補正など、多彩な機能を組み合わせて“伝わるビジュアル”を作れること
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Photoshopでできる主な表現・制作内容として以下のようなものがあること
①写真に雰囲気を加え、フィルター風や映画のような世界観を作り出せること
②不要な写り込み(人・物・電線など)を自然に消すことができること
③天気や時間帯の印象を変え、青空や夕焼けなどの演出が可能なこと
④肌や表情を整え、人物に対しても自然で明るい印象を作り出せること
⑤一部の色だけを変更し、印象的なビジュアルを作れること
⑥水・炎・光などの特殊効果を加えて、アートや広告のような表現を作れること
⑦複数の画像を合成して、非現実的・幻想的な世界を演出できること
⑧テキストを装飾し、タイトルロゴやサムネイルのデザインを作れること
⑨配色やレイアウトを調整して、WebやSNS投稿などのビジュアルを制作できること
⑩写真の明るさ・色味・トーンを細かく補正し、作品全体の印象を統一できること
⑪画像を切り抜いて、別の背景や構成に組み合わせられること
⑫ブラシやパターンを使って、オリジナルの質感・背景素材を作成できる
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Photoshopは「写真を整えるツール」であると同時に、「ビジュアルをデザインするための表現ツール」であること