コース内容
06.【実践】photoshopの機能を使おう!
実際にphotoshopの機能を用いて、作品を作ってみましょう!
02|photoshopを学ぼう!

05. パネルの管理とカスタマイズ方法

目的

Photoshopの作業効率を上げるために、 パネル(レイヤー・プロパティ・カラーなど)の開き方・閉じ方・並べ替え方を理解し、 自分の作業スタイルに合わせた「使いやすいワークスペース」を作れるようになること。

① パネルとは?

Photoshopでの編集に欠かせない“機能のまとめ箱”のこと。 代表的なものは「レイヤー」「プロパティ」「カラー」「ヒストリー」など。

  • 必要なパネルは常に表示しておく
  • あまり使わないパネルは閉じてOK
  • 自分で配置をカスタムすると作業効率が大幅アップ

② パネルの表示・非表示

● パネルを表示する

  • メニューバー → ウィンドウ → 表示したいパネルにチェック
  • 例:レイヤー、カラー、プロパティ、ヒストリーなど

● パネルを閉じる

  • パネル右上の「×」をクリック
  • またはウィンドウから該当パネルのチェックを外す

ポイント:
よく使うパネル(レイヤー・プロパティ・ツールプリセットなど)は常に表示しておくと快適。

③ パネルの移動・ドッキング(配置変更)

● パネルを移動する

  • パネル上部のタブをドラッグ → 好きな位置へ動かす
  • 画面左右・下部など自由に配置できる

● ドッキングとは?

パネルを別のパネルグループに“合体”させること。

  • パネルを別のパネルの端へドラッグ
  • 青いラインが出た位置でドロップするとドッキングされる
  • タブとして並べたり、縦に積んだりできる

例:
レイヤーの下にプロパティをドッキングして、上下で切り替えるレイアウトにするなど。

④ パネルをコンパクトにまとめる方法

  • パネル右上のメニュー →「アイコン表示に切り替え」
  • 縦長のアイコンだけの省スペース表示になる
  • 画面の作業スペースを広く使いたいときに便利

ポイント:
狭い画面やノートPCで作業する人は「アイコン表示」を活用すると快適。

⑤ ワークスペースを保存する(自分専用レイアウト)

色々カスタムしても、Photoshopが再起動すると崩れてしまうことがあります。
その防止のために、今のパネル配置を「ワークスペース」として保存 しておくのがおすすめ。

● 保存方法

  • メニューバー → ウィンドウ → ワークスペース → 新規ワークスペース
  • 名前を入力(例:Emi_Standard)
  • 「保存」をクリック

● 呼び出し方法

  • ウィンドウ → ワークスペース → 保存した名前をクリック

ポイント:
作業が崩れても、一瞬で自分の理想レイアウトに戻せる。

⑥ よく使われるおすすめパネル構成(例)

● バナー・SNSデザイン向け

  • 右:レイヤー・プロパティ・カラー
  • 左:ツールパネル
  • 下:テキスト・段落パネル

● 写真編集向け

  • 右:プロパティ・ヒストリー・調整レイヤー
  • 左:ツールパネル(ブラシ・選択ツール中心)

⑦ よくあるパネルトラブルと対処法

  • パネルが消えた → ウィンドウから再表示
  • パネルがどこかに行った →「ワークスペースを初期化」
  • 何も表示されない → ワークスペースが変わっている可能性
  • プロパティが見つからない → ウィンドウ → プロパティ を確認

まとめ

パネルは Photoshop 作業の“操作の中心”。 どのパネルをどこに置くかで作業スピードが大きく変わります。

・使うパネルだけ表示する
・順番や位置を自由にカスタムする
・自分用ワークスペースを保存する

この3つを身につければ、作業環境が一気に整い、
Photoshopが格段に使いやすくなります。

PAGE TOP